様々な雑誌で高評価を得ているBluetoothイヤホン。
ZERO AUDIOのTWZ-1000を入手することができたので、レビューしていこうと思います。
ZERO AUDIOといえば、数多くのミドルエンド有線イヤホンを販売しているイメージがあります。
今回は初のBluetoothイヤホンとのことで、温かい目で見ていこうと思います。

ZERO AUDIO TWZ-1000 総合評価
星3.6
・ワイヤレスとは思えない音質の良さ
・最大音楽再生時間は28時間(充電ケース使用時)
・シリコンカバーによる耳へのフィット性
・コバルトブルーに光るLEDが特別感を醸し出す
・ケースが小さいため携帯性も良し
・外音遮断性は十分にある
・音量を最低まで下げても大きいと感じる
・上記の理由により、わずかながら音漏れが発生
・動画再生時の遅延はほぼみられないが、多少感じる
出典:https://www.zeroaudio.jp/product/headphones/twz-1000
従来の完全ワイヤレス方式では親機である片方に送信後、電波を通しにくい頭部を隔ててもう一方に送信していたため途切れることがありました。
最新ワイヤレス方式では左右個別に接続することにより途切れず快適にご使用いただくことができます。
エルゴノミクスデザインの快適な装着感
耳へのフィット感を追求した構造設計に4種類のシリコンカバーを同梱。最適なサイズのイヤーウィングで快適な装着感を実現。
LDSアンテナで途切れにくい接続性
LDSという高度な製造技術によりキーデバイスであるアンテナを理想的なポジションにレイアウト、音の途切れを抑え安定した接続性能を発揮。
Qualcomm® aptX™ audio対応
SBCなど他のコーデックに比べて伝送時の圧縮率が低く、音質を大きく損なうことなく音楽再生することが可能。
グラフェンコート振動板
ダイヤモンドよりも高硬度のグラフェンコーティング振動版を採用、クリアーで引き締まった高音を再生し、ZERO AUDIOの音づくりを踏襲。
最長28時間の音楽再生
連続音楽再生最長7時間、小型充電ケースを使用することで最長総再生時間28時間を実現。※再生時間は接続条件、使用状態によって変動します。
TWZ-1000の音質
音質に関しては、低音寄りのドンシャリ感のある音質だと感じました。
ボーカルを前面に押し出した音質というよりは、背景にある楽器の音を明確に表現するのが得意なイヤホンでしょう。
かといってボーカルが引っ込んでしまっているということもないのは、全体的な音量の大きさのせいでしょうか。
一方でTWZ-1000の唯一の大きなデメリットもここにあると感じており、最低音量でも想像以上に音量が大きいといったことが挙げられます。
あまり大きな音で聴き続けると難聴になる恐れもあり、私は普段イヤホンで音楽を聴く際などは、いつも最低音量で聴き続けていました。
しかし今回のTWZ-1000の最低音量は、これまでのイヤホンとは比べ物にならないほど大きく、長時間聴いていると疲れてしまうんですね。
外等の賑やかな場所でイヤホンを聴く機会が多いといった方には問題ないかと思いますが、静かな室内で使用する機会もある方は注意した方にはあまりオススメしないです。
音質だけ見ると全体的に高音質であり、この価格帯の完全独立型ワイヤレスイヤホンにしては十分な仕上がりだと思っています。



TWZ-1000の装着感
装着感に関しては、非常に良い方だと感じました。
長時間の使用による耳の痛みもありませんし、ゆるくて耳から落ちやすいといったこともありません。
イヤホン自体が変わった形なので、全体を直接耳の穴に押し込む形となっています。
ここでシリコンカバーの存在が生きてくるのですが、これにより耳へのフィット性も向上していると感じました。
TWZ-1000のペアリング
ワイヤレスイヤホンを購入すると、稀に初回のペアリング方法がわからず苦労することがあるのですが、TWZ-1000のペアリングは非常に簡単でした。
デバイス側のBluetoothをONにしておいて、充電ケースからイヤホン本体を取り出すだけ。
自動的に接続してくれます。
その後も同じやり方で簡単にペアリングすることができ、ペアリング速度も非常に早いので、ストレスなく使用することができるでしょう。
TWZ-1000の接続
動画での遅延はほぼないが、音ゲーをするには遅延が見られるといったところです。
接続の安定性は公式自らウリにしているポイントなので、動画視聴時の遅延はほぼ見られませんでした。
俳優の口元と、聞こえてくるセリフも一致していたので間違い無いです。
その一方で、音ゲーをする際は多少の遅延が見受けられました。
TWZ-1000を使用しながら普段通りのプレイを保つのは、厳しいかと思われます。
ZERO AUDIO TWZ-1000との相性が良い人・悪い人
最終的にZERO AUDIO TWZ-1000との相性が良い人の特徴をまとめると、
・安すぎず高すぎないちょうど良い価格帯のイヤホンが欲しい方
・通勤や通学時等、ガヤガヤした場所でイヤホンを使用する機会が多い方(最低音量の大きさのため)
・音切れがあるとイライラしちゃう人
・充電に関して悩みたくない人(最大28時間使用可能)
・イヤホンを使用する際はいつも大きめの音量で使用しているよって方
・ZERO AUDIOというブランドが好きな方
だと思います。
最低音量が大きすぎることがこのイヤホンの最大のデメリットですが、そこさえ目をつぶればコスパの良いイヤホンだと感じました。
音質良し、バッテリー性能良し、つけ心地良しとなっているゆえに、非常に残念ですね。
ZERO AUDIOの次のBluetoothイヤホンに期待するしかなさそうです。
ZERO AUDIO TWZ-1000の評価や口コミ
口コミに関しては、






一方で音量調整が雑過ぎて耳が痛い。
イメージだと
音量1は「ぁぁぁ……」みたいな音量
音量2は「あ!あ!あ!あ!!!!」ぐらいの音量になってしまう」
可能であればスマホなりウォークマンなりで店頭視聴をおすすめする。
音質が良いだけに残念過ぎる。
※スマホ側で音量調節のアプリは一通り試したが改善せず…
等の口コミが目に入りました。
まとめ
ということで、最低音量の大きさがどうしても気になってしまうといった結果になりました。
その部分以外はなんの不便もなく使用できるので、後継機がでるのを期待しましょう!