今回の記事を読むとこんな事がわかります。
「Legion Slim 770i」の実機レビュー
「Legion Slim 770i」でAPEX等の人気PCゲームをプレイした結果
今や一人一台のパソコン所持が当たり前になった昨今ですが、ゲーミングPCとなるとまだまだハードルが高いイメージがあり、購入を躊躇っている方も多いかと思います。
さらに言えば、ゲーミングノートというジャンルはまだまだ未知数な部分が多く、期待と不安の両方の意見が多々見受けられます。
『本当にノートPCなんかでゲームができるの?』
『コンパクトボディを持ち運んでどこでもゲームしたいな…!』
そこで今回はスリムなボディに高いパフォーマンスを凝縮したゲーミングノート『Legion Slim 770i』に関するデータをまとめましたので、是非購入時の参考にしてみてください。
Legion Slim 770i スペック解説

製品名 | lenovo Legion Slim 770i |
カラー | オニキスグレー |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 3060 |
メモリ | 8GB +8GB(オンボード) |
SSD | 1TB SSD |
サイズ | 約 357.7x260x16.9~21mm |
重量 | 約 2.23kg |
価格 | ¥208,890円(税込)~ |
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本機はレノボジャパンから発売されたゲーミングノートPCで、あらゆるゲーマーから注目されている「熱い」モデルとなっています。
このレギオンと呼ばれるシリーズは高いパフォーマンスが自慢で、コアなゲーマーを始めクリエイターからも高い評価をされており、場所を選ばすどこでもゲームや動画編集ができるマルチな性能が魅力です。
レギオンシリーズには薄型性能が自慢の本機「slim」の他、パワフルな性能が自慢のデスクトップ型「Tモデル」など、ユーザーに合わせた最適なラインナップを取り揃えておりますので、ぜひ一度公式サイトを覗いてみてください。
価格も半導体不足などが影響している中、208,890円(税込)で購入可能なので、これからゲーミングPCデビューをしたいけど、スペックはそれなりのものが欲しい方にオススメです。
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外観・インターフェース・静音性
外観・デザイン




スリムな本体には16インチのWQXGA IPS液晶モニターが搭載されています。
こちらはなんとリフレッシュレート165Hzタイプなので、特にFPSなどの動作が激しく一瞬の動作感が勝敗に繋がるようなシーンで高い有利性を取ることが可能です。
またカフェをはじめ外出先でも使いやすく、様々なライフスタイルにピッタリハマるデザインが特徴的です。
こちらはCNC削り出しアルミニウムを採用した薄型軽量ボディとなっており、高性能ノートPCの課題であった耐久性を高め丈夫で美しい構造を実現しました。
インターフェース



使用頻度の高い端子を取り揃えたインターフェースにはHDMI™ 2.1、Thunderbolt 4ポート、4-in-1メディアカードリーダーなど使用頻度の高いものを搭載しています。
さらにUSBや電源端子など繋ぎっぱなしであることが多いものを背面部分にまとめることで、非常にすっきりとしたケーブル配線を可能にしました。これだけで見た目も美しく、細部までこだわったデザインには思いっきり感性を刺激されました。
ノートPCはコンパクトに設計するために端子口が大幅にカットされることが多いのですが、これならゲーミングマウスをはじめ様々な周辺機器を使用できますね。
左側:「Thunderbolt 4ポート」「USB3.1 Type-C」
右側:「4-in-1メディアカードリーダー」「マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック」
背面:「HDMI 2.1」「USB3.2 Gen2」「USB3.2 Gen1」「USB3.2 Gen1(Powered USB)」「電源コネクタ」
静音性

(何も操作していない)
CPU使用率:1%

プレイ時
CPU使用率:22%

+youtube視聴時
CPU使用率:31%
ここではデシベルをチェックするスマホアプリを使って各動作時の静音性を調べました。
結果として、アイドル時は「40db」、APEXプレイ時は「56db」、APEX+YouTube視聴時は「60db」という結果となりました。
まず騒音の目安ですが、下記の表のように一定の数値が設定されており、この規定値を数値を越えた時に不快だと感じます。
静音値の目安 | |
---|---|
50dB~ | ハイパワーでのエアコン動作。とてもうるさい。 |
46~50dB | 一般的なエアコンの動作音。ややうるさい。 |
45~41dB | やや風量を上げた扇風機。一般的なPCのdB音。 |
40~36dB | PC付近にいると少々うるさく感じる。 |
31~35dB | 静かな扇風機の風切り音程度。 |
26~30dB | PCと距離を置いても音が聞こえるレベル。 |
一般的に言う騒音とは40dBを超えたあたりから違和感を覚え、50dBを超えた場合は明らかにうるさく感じるということになります。
静音値の目安表を参考にしてみると、アイドル時は静かに動作していることがわかります。一方でゲームをプレイしたり同時に動画を視聴するとなると、どうしても動作音が目立ってしまいます。
著者の使用した感想としては「静かとは言えないけど、許容範囲かな…」と感じました。
騒音は最もストレスにつながりやすい項目の一つと言われているため、気になる方は別途ノイズキャンセルイヤホンやヘッドセットなどを用意してゲームに没頭しましょう。
大まかな特徴
デスクトップPCさながらのハイパフォーマンス

本機の特筆すべきポイントとして挙げられるのは、ノートPCにもかかわらず高性能なスペックを誇る点です。
ざっくりと説明すると、並大抵のエントリー型デスクトップPCでは太刀打ちできないほどです。(以前使っていた著者のデスクトップPCより倍以上の性能とかすごい…)
CPUはインテル最新世代を採用、GPUもエントリーながら上位モデルと同様の機能が使えるRTX30シリーズ、メモリもDDR5に対応などなど、非常に高い性能が自慢です。
最新の冷却システムによる安心の排熱性能

本機にはLegion Coldfront 4.0と静音性に優れたファンシステムにより冷却性能を向上しつつ、パフォーマンスを維持しながら静かな動作環境を実現しました。
さらにキーボード面にもエアインテークを構築することで、滞留しやすい熱問題のエアフローを大幅に改善しました。
加えてLenovo Smart Powerにより最適な冷却コントロールが可能となっており、いつでも最適解のパワーでゲーミング体験が可能です。
こだわり抜かれたキーボード&スピーカーで快適プレイ

本機のキーボードは「rueStrikeキーボード」と呼ばれるものを採用しており、RGBバックライトや100%アンチゴースト機能を搭載したおかげで非常に正確なキータッチが可能です。(耐摩耗性の高い保護材)
このキーボードが本当に優秀なんです…七色にキラキラと光るLEDライティングがとっても可愛くて、何もせず眺めているだけで満足してしまうほどです。芸術点が高いゲーミングノートは所有感が満たされますね。
またゲームサウンドに定評のあるNahimicオーディオを採用することでダイナミックかつ没入感の高い臨場感あふれるサラウンド性を実現しました。
優れたスピーカーから奏でるサウンドと聞き取りやすいクリアな音声で、フレンドやチームメートとの連携も快適に出来るのは嬉しいですね。
CPU・GPU・SSD性能
ここからはLegion Slim 770iのCPU・GPU・SSDそれぞれの性能について解説していきます。
インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー (CPU)

本機にはインテル第12世 corei7-12700Hが搭載されております。末尾のHとはモバイル端末専用のCPUという意味があり、デスクトップ型のCPUとは根本の性能が違うことを念頭におきましょう。
こちらはインテルの販売ラインナップの中ではミドルハイクラスに位置付けられ、一部のi9シリーズを凌駕するほどの性能を誇ります。
従来モデルのCore i7-11800Hと比較するとマルチスレッド性能が25%高く、これまで8コア16スレッドだったものが14コア20スレッドに増え大幅に性能が強化されました。
メモリも従来のDDR4-3200だけでなく、DDR54800にも対応するなど言うことなし…と思いますが、そのぶんパーツ単価と消費電力がアップしています。
上位モデルのRyzen 9 5900HXなどと比較すると見劣りしますが、間違いない性能、手堅い性能のCPUを搭載したゲーミングノートが欲しい方にオススメのCPUであると言えます。
GeForce® RTX™ 3060 Laptop (GPU)

ゲーム性能や映像処理に役立つGPUはNVIDIAのRTX 3060 laptopが搭載されております。こちらもCPU同様にモバイル端末専用のGPUであることを覚えておきましょう。
当パーツの性能としてはミドルエントリークラスに位置付けられ、最高品質のグラフィックで最新の3Dゲームをプレイするには少々荷が重いですが、デスクトップGPUの入門用クラスである1650より高い性能を誇ります。
上位モデルの3090などと比較すると大幅な性能差が開いてしまいますが、その分消費電力やパーツ単価が抑えられるため、ゲーミングPC入門用としては文句なしの性能を備えていると言えます。
しかもRTXシリーズのGPUなので、最上位機種と同様のリアルなレイトレーシンググラフィックス&最先端のAI機能を体験することができ、コストパフォーマンスに優れているパーツであると言えます。
1TB (SSD)
ここでは「Crystal Disc mark」という専用の測定ソフトを使用して、本機に搭載されているSSDの読み込み/書き出し速度を検証しました。

読み込み速度(Read) | 書き出し速度(Write) |
---|---|
7096.53MB | 6487.62MB |
結果として、本機に搭載されているSSDは1秒間に7096.53MBのデータ読み込みが可能、また書き出し速度は6487.62MBであることが分かりました。
数値だけではピンと来ないと思いますので、下記の平均速度目安表を見て実際にどの程度の性能なのかを確認してみましょう。
ゲーム利用時の動作性 | |
---|---|
5,000MB/s以上 (NVMe Gen4) | とても快適 |
1,500MB/s以上 (NVMe Gen3) | 快適 |
500MB/s以上 (SATA3) | やや快適 |
300MB/s以下 (HDD) | 不快(軽いゲームなら問題なし) |
本機に搭載されているSSD規格はM.2と呼ばれるもので、一般的な快適目安である1,500MB/sの4倍以上の数値が出たため、非常にサクサク動作で快適なゲームプレイが楽しめることが分かりました。
大人気FPSタイトルであるAPEX(60GB〜)を始めCOD Warzone(175GB〜)などのゲームをインストールしたり、動画データなどを保存するとなると、あっという間に容量不足になりますが、1TBなら安心してデータのDLが可能です。
レノボ公式サイトでは購入前のカスタマイズ画面で追加SSDを導入することが可能なので、よりたくさんのゲームを所持しておきたい、またはすぐにプレイしたい場合は容量のアップグレードを検討しましょう。
各ゲームでの快適性
ここからは各ゲーム(APEX、FORTNIGHT、VALORANT、原神)での快適性(fps値)を、実際に『G-Tune HL-B-3060Ti』でプレイして確認していこうと思います。
①各値(画質、描写品質)最高設定で検証
②各値(画質、描写品質)最低設定での検証
③プロおすすめ設定で検証
3項目に分けて検証することで、『Legion Slim 770i』でゲームをプレイした際の動作性がはっきりわかるかと思われます。
PCゲームにおけるFPS快適指数の基準は下記の通りです。

動作の快適性に関しては感じ方に個人差があるかと思いますが、購入時の参考になれば幸いです。
「APEX」プレイ時の快適性

検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 86fps |
各値最低設定 | 147fps |
プロおすすめ設定 | 155fps |
全てのグラフィックアドバンス設定をMAX値にした「最高設定」では、ややもたつくけどそれなりにプレイでき、グラフィックも最高レベルで綺麗なので画質優先の方や初めてAPEXをプレイする方におすすめの設定です。
排熱は気になりますが、高精細モニターとの相性がよく没入感も高い印象を受けました。
「最低設定」グラフィックはその名の通り最低レベルの画質ではありますが、抜群の操作性と吸い付くようなエイム感でキルを量産する事が出来ました。画質にこだわらない方は当設定が良いかも…
プロおすすめ設定は最低設定では物足りない、だけど動作性は損ないたくない方向けの設定と言えます。プロという名に恥じない研究を重ねた効率的な設定なので、動作と画質のバランスが取れ安定した戦果を残せます。
モデルディテール(又はテクスチャストリーミング割り当て)を高にしている為、レジェンド等の表示がくっきりと表示されますし、フレームレートもとても快適な144fpsをしっかり越えるため、迷ったらまずはプロ設定を試しましょう。



「FORTNIGHT」プレイ時の快適性

検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 73fps |
各値最低設定 | 156fps |
プロおすすめ設定 | 136fps |
「フォートナイトは動作が軽くて低スペックPCでも遊べるから年齢層が低いんだよね…」
ネットでは一部のこのような口コミに踊らされ、安価なPCを購入して当タイトルをプレイした結果、カックカクな動作感なので全然プレイできない…こうした方と、格安PCを売りつけるフリマ販売者が横行しています。
フォートナイトを快適にプレイするには、結構なスペックのゲーミングPCが必要であることをしっかり覚えて帰ってくださいね。
さて肝心の動作感ですが、各設定のfps値は最高設定で、最低設定は156fps、プロおすすめ設定136fpsという結果になりました。(APEX同様に、やはり最高設定は思うようにfps値が伸びませんね。)
まともにプレイできて、かつキルを量産できたのは最低設定とプロ設定の2つでした。この2つは気がつけば10キル以上できていたため、やはり軽快なカメラワークからのフリッカーエイムが非常に重要であることが伺えます。
画質を気にしない場合は最低設定、最低では物足りない場合はプロ設定を試してみましょう。



「VALORANT」プレイ時の快適性

検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 146fps |
各値最低設定 | 248fps |
プロおすすめ設定 | 239fps |
最高設定の動作感は問題なく快適にプレイすることができました。
決めなくてはいけない大事な場面でもしっかりとキルを取ることでチームに貢献することが出来ました。グラフィックやディテールも最高レベルなので初心者から中級者もしっかり楽しめる設定です。
プレイ時間が長くなるVALORANTプレイ時の注意点としては、排熱が相当なものとなっておりますのでPC周辺機器を設置している場合は熱ダメージに注意しましょう。
続きまして最低設定ですが、間違い無い動作感だけどグラフィックに物足りなさを感じるかも…といった具合です。とはいえ、APEXのようにグラフィックを求められるようなタイトルでは無いため、正直そこまで気にならないと思います。
プロおすすめ設定は本来ジャギーが目立つ設定のはずだけど、RTXレイトレーシングのおかけで軽減出来ています。
フレームレートも239fpsほど出ており、神の領域である244に到達するほどの勢いですので、やはりバランスの取れた設定となるとプロ設定が良いと思います。
快適なカメラワークのおかげでトラッキング、フリックもバチッとハマり誰でも結果を出しやすいため、細かいグラフィック設定に関してはよく分からない、又は絶対に対面で勝ちたい方はプロ設定がオススメです。



「原神」プレイ時の快適性

綺麗なグラフィックと高いアクション性が人気の原神に関しては、フレームレートの上限である60fpsに到達するかどうかをチェックしました。
結果としてしっかりと常時60fps張り付きで動作しており、非常に快適な動作性であることが分かりました。
検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 60fps |
ゲーム設定は最高のグラフィック品質で検証したのですが、ラグやフリーズなどの不具合も一切なく快適でした。
これから本機を購入してじっくりとプレイしてみたい方や、今使用しているPCでは原神がしっかり動かないので買い替えを検討している方にもピッタリです。(モバイル版原神とのセーブデータ共有もできるのでPC版への移行もかんたん!)
当タイトルは今後のアップデートで120fpsを解禁することとなっており、日々期待と注目が高まっていますのでこの機会に一度プレイしてみてはいかがでしょうか。
FF14(ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレ)ベンチマーク測定結果

画質設定「最高品質」ベンチマークスコア


画質設定「最高品質」 | |
解像度 | スコア |
1920×1080(フルHD) | 16792(非常に快適) |
2560×1440(WQHD) | 11713(とても快適) |
画質設定「高品質」ベンチマークスコア


画質設定「高品質」 | |
解像度 | スコア |
1920×1080(フルHD) | 19796(非常に快適) |
2560×1440(WQHD) | 15366(非常に快適) |
画質設定「標準品質」ベンチマークスコア


画質設定「標準品質」 | |
解像度 | スコア |
1920×1080(フルHD) | 22851(非常に快適) |
2560×1440(WQHD) | 18599(非常に快適) |
現在もなお新規ユーザーが増え続けている国産MMOの定番とも言えるFF14ですが、ここでは3つのグラフィック品質におけるHD、WQHD解像度による動作感を専用ベンチマークソフトを使って検証しました。
結果として、どのグラフィック品質も快適プレイの目安である8〜9000スコアを大きく上回る数値が出ており、快適なプレイが保証されました。
注意点としては、やはり動作時の排熱とファンの回転音が気になります。これに関しては設定を低くすることで多少は抑えられたので、自身が満足できるゲーム品質を探りつつ、気持ち少しだけ設定を低くするのが良いと思います。
このスコアであれば大型アップデートによる仕様変更をはじめ、処理の重いモーション&エフェクトが重なっても不具合など発生することなく快適にプレイできるでしょう。
「Legion Slim 770i」に似ているPCと比較
ここではLegion Slim 770iにパーツ構成や価格など、あらゆる面が似ている他社製品のゲーミングPCと比較することで優れている点や劣っている点をまとめてみました。
購入後に後悔をしないよう、しっかりと自身が求めるスペックを見極め満足のいくお買い物となれば幸いです。
商品名 | lenovo Legion Slim 770i | GALLERIA XL7C-R36H |
---|---|---|
画像 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() |
価格 | 208,890円(税込) | 209,980円(税込) |
CPU | インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー | Core i7-12700H |
GPU | NVIDIA® GeForce® RTX™ 3060 | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 8 GB DDR5-4800MHz +8GB(オンボード) | 16GB DDR5 SO-DIMM |
SSD | 1TB SSD | 512GB Gen4 NVMe SSD |
HDD | ー | ー |
商品URL | 「Legion Slim 770i」最新価格・スペック一覧【lenovo公式】 | 「GALLERIA XL7C-R36H」最新価格・スペック一覧【ドスパラ公式】 |
本機の対抗馬に位置するのはサードウェーブ(ドスパラ)から販売中のGALLERIA XL7C-R36Hというゲーミングノートです。
まず価格ですが、比較するとレノボ社の方が1000円ほどお安くなっております。この価格帯になってくると数千円の違いは誤差というか、気にならなくなってくる不思議…とは言え、少しでも安く買えるなら良いですよね。
CPUとGPUも全く同じ構成ですが、メモリに関しては同じ16GBという容量にも関わらず搭載方法に大きな違いがあります。
レノボ社はオンボード方式を採用していますが、16GB×1枚よりも2倍速でデータ転送が可能なのでサクサク動作&本体の薄型化に成功しています。ゲーミング用途の場合は間違いなくメリットと言えます。

注意点としては、内蔵パーツなので取り外しできないこと、メモリを増設する時にスロットが1つしか利用できないという点です。(16GBという容量は同じなので、オンボード自体に優劣をつけることは難しいですね…)
SSDに関しては約2倍の容量差が生じているため、レノボの方が優れていることが伺えます。後から自分で増設するのは少々手間なので、はじめから大容量SSDが搭載されているのは嬉しいですね。
結果として、ほぼ同性能で容量の多いSSDを搭載しているレノボ社が一歩リードしている印象を受けました。
しかしどちらも甲乙つけ難い非常に優れたノートPCなので、迷ったら好みの外観などで選ぶのが一番後悔しないであろうと思います。毎日使うならデザインも重要ですよね。
まとめ

- インテル12世代のハイクラスCPU搭載
- 安定性能が自慢のRTX3060でゲームも快適
- SSD容量も1TBなので大容量データも大量DL可能!
- やや価格が高めかも…
今回はスタイリッシュなゲーミングノートPC「Legion Slim 770i」に関する各データやゲームプレイ時の動作感などをご紹介しました。
ゲーミングノートは排熱や騒音などが気になって全く使えないという意見を耳にしますが、本機は全くそんなことがありませんでした。
むしろ思っていたより数倍も快適に利用でき、いつかデスクトップ型を駆逐してしまうのではないかと実感しています。
価格もそれなりにしますが、ゲーム用途以外にもあれこれ出来ることを考えると費用対効果が高く、QoLが上がること間違いなしと言えるような仕上がりでした。
これからゲーミングデビューしたい方はもちろん、サブ機としての運用、場所を選ばずどこでもゲームしたい方にピッタリのモデルなので、ぜひ購入を検討してみてください。
\ lenovoでは、定期的にセール開催中! /