今回は、HP社のENVYシリーズでも、最もハイスペックなノートPCである、HP ENVY 15を個人的に購入したので、レビューしていきたいと思います。
目次
HP ENVY 15 総合評価

星.4.5
・2020年10月時点発売のノートPCの中でも圧倒的なハイスペック
・4Kディスプレイの恩恵が大きすぎる
・同価格のノートPCの中でも非常にスペックが高い(高コスパ)
・キー配列が微妙、Enterが最右端にないのが不便
・ノートPCの割りに重い
・バッテリー性能があまりよくない(パフォーマンスプラス、クリエイターモデルのみ)
・個人的にタッチディスプレイは不要だと感じる
・地味にadobeソフトが3ヶ月間無料なのが嬉しい(実質18,000円得)
スペック・仕様
パフォーマンスモデル
CPU |
インテル® Core™ i7-10750H プロセッサー |
RAM |
16GB |
ROM |
512GB SSD |
グラボ |
NVIDIA® GeForce® GTX 1660 Ti with Max-Q design |
液晶サイズ |
15.6インチ |
質量 |
約 2.15kg |
バッテリー |
最大15時間 |
価格[税別] |
約19万 |
パフォーマンスプラスモデル
CPU |
インテル® Core™ i7-10750H プロセッサー |
RAM |
32GB |
ROM |
2TB SSD |
グラボ |
NVIDIA® GeForce® RTX 2060 with Max-Q Design |
液晶サイズ |
15.6インチ |
質量 |
約 2.15kg |
バッテリー |
最大6時間半 |
価格[税別] |
約24万 |
クリエイターモデル
CPU |
インテル® Core™ i9-10885H プロセッサー |
RAM |
32GB |
ROM |
2TB SSD |
グラボ |
NVIDIA® GeForce® RTX 2060 with Max-Q Design |
液晶サイズ |
15.6インチ |
質量 |
約 2.15kg |
バッテリー |
最大6時間半 |
価格[税別] |
約30万 |
購入しようと思ったきっかけ
ENVY 15は、パフォーマンスモデル、パフォーマンスプラスモデル、クリエイターモデルの3スペックに分かれているのですが、今回は思い切ってクリエイターモデルを購入しました。
今後premierproやAfterEffect等のソフトをバリバリに使っていく予定だったので、
・RAM 32GB
・ROM SSDで1TB
・グラボ GTX 1660Ti
最低限これくらいのスペックを誇るPCを探していたんですね。
※僕と同じようにプレミアやAE等、動画編集を行う予定であり、今後4K動画なども編集する予定であれば、これくらいのスペックは必要だと考えた方が良きかもです。
こちらに加え、僕自身が家じゃ集中できない体質なもんで。
これくらいのスペックを誇りつつ、外でも作業できるノートPCを探していたんです。
そんな中、2020年9月に発売されたばかりのENVY 15シリーズにおけるクリエイターモデルが上記スペックよりも高く、値段は30万円前後というじゃありませんか。
これは買いだということで、今に至るわけです。
HP ENVY 15のキャンペーンはこちら【hp公式】
HP ENVY 15の外観

パッと見では、ノートPCにしてはちょっと大きすぎるかなといった印象。
サイズに関しては、358 × 237 × 18 mm(幅、奥行き、高さ)となっているので、A4用紙よりも大きいです。
ただ、デザインは非常にシンプルでhpロゴが良い感じ。

液晶サイズは15.6インチとこちらも多少大きめ。
開いてからまず驚くのが、4Kディスプレイの画質の綺麗さです。
色の濃淡がはっきりと分かれており、即youtubeで4K動画を流して楽しみました。

キー配列はこんな感じです。
左右にスピーカーが設置されていることで、各ボタンが中央に寄っており、ホームポジションに手を置いた際の違和感は全くありませんでした。

ただ、個人的にEnter横に存在するhomeやpgupキーを、バックスペースと間違えて押してしまうことが多々あります。
これは慣れるしかなさそうですね…。

指紋認証ボタンもついているのですが、珍しくキーに混ざって配置されています。
認証感度は良好です。

コントロールキーが小さめなのも個人的に気になるポイント。
fnキーを右に配置して、コントロールキーをもう少し大きめに配置してくれても良かったのではないかと感じます。

改めてディスプレイの画像を。
やはり写真じゃいまいち伝わらないですが、4Kの画質はとんでもないです。
さすがクリエイターモデルと言わざるを得ないですね。

PC左側面です。
左から順に、
電源コネクタ
USB Type-A
HDMI 2.0
USB Type-C
MicroSDカードスロット
となっております。
USB Type-Cが挿せる事に驚きです。
最新型のPCである事を実感します。

PC右側面はシンプル。
左から、
USB Type-A
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
ですね。

背面はゴツゴツです。
このゴツゴツ感がハイスペックを生み出していると考えれば、愛おしくなるほどです。

ちなみにCPUシールとグラボシールが若干ずれていました。
A型だから気にするんですよね…。
個人的に気になったポイント追加です。
HP ENVY 15の付属品

HP ENVY 15の付属品は充電器と取り扱い説明書のみでしたが、この充電器が異常に大きいです。
ハイスペックで4Kなので莫大な電力を使用するENVYなので仕方ないかと思われますが、PC自体が重いのにこんな充電器まで持ち運んだらさらに重くなってしまいます。
ただこのスペックのPCを持ち運べる事自体が奇跡に等しいので、多少の重さは我慢できる気がします…。
あまり長時間の持ち運びはオススメできないですね。
HP ENVY 15のレビュー
PremierProはもちろん、CGソフトもサクサク動くハイスペックぶり
冒頭でも書いた通り、僕がこのPCを購入したのは動画編集をサクサクストレスなく行う為でした。
実際に使用してみると、期待以上のハイスペックぶり。
PremierProやAfterEffect等のアドビソフトはもちろん、さらに重いと言われているMAYAなどのCGソフトもサクサク動く快適ぶりです。
また、僕はPCでゲームをやらないので恩恵を感じないのですが、他の方のレビューをみてみるとPCゲームも十分動かせるとのことです。
ただ、ゲーミングPCではない為、やはりこのPCの用途としてはクリエイティブな作業を行う事に適していると感じました。
今後、動画編集やCGの世界に飛び込みたいと感じている方は購入して損はないと思われます。
地味に音質がめちゃめちゃに良い
全く気にしていなかった部分となるのですが、地味に音質が良い事に気がつきました。
調べてみると、デンマークの高級オーディオブランド「Bang & Olufsen社」と共同でチューニングをおこなったサウンドシステムを採用しているとのこと。
キーボード横に配置されているスピーカーが音をより立体的にしているのか、音質は非常によく感じました。
HP ENVY 15のベンチマーク
HP ENVY 15(クリエイターモデル)のベンチマークを、CrystalDiskMarkで測ってみます。
私は主にシーケンシャルリード(今回ですと2655.66にあたる部分)しか見ないのですが、読み込みも書き込みも2000超えという圧倒的な数字をたたき出していました。
2TBのSSDは伊達じゃないという事でしょう。
まとめ
今後長い期間お世話になるであろうHP ENVY 15。
届いたばかりなのでまだまだ細かい使用感はわからないですが、ハイスペックによる恩恵はビシバシ感じております。
4K動画を読み込んでもAEが重くならないのは本当に奇跡。
とりあえず今一番心配なのが耐久性なので、もし壊れたり違和感が出たとしたらこちらの記事に追記していきます。