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【レビュー】ExpertBook B5 Flip OLED B5302FEAはハイスペビジネス用ノートPCだった

今回は、ASUSが法人向けとして発売した13.3型ノートPC「ExpertBook B5 B5302FEA」のレビューをおこなっていこうと思います。

フリップタイプであるがゆえに、4つのスタイルに変形できることが特徴的なこのノートPC。

片手で持てる軽さと、邪魔にならない幅感、厚みによって、多くのビジネスマンが重宝すること間違いなしのハイスペックノートPCです。

ExpertBook B5 Flip OLED B5302FEAのスペック・概要

・ビジネス用として特化した機能を複数備えるノートPC

・有機ELディスプレイ+タッチ機能搭載+非光沢

・軽くて薄い13.3型

・CPU、メモリ、SSDの高性能ぶりによってゲームも利用可能

・上記理由から、ビジネス用途としては十分すぎるスペック

スペック・仕様

製品名 ExpertBook B5 Flip OLED
(型番:B5302FEA-LF0693WS)
カラー スターブラック
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-1165G7
メモリ 16GB
ディスプレイ 13.3型 OLED (有機EL)
1,920×1,080ドット (フルHD)
タッチパネル:搭載
SSD 512GB
サウンド ハイ・デフィニション・オーディオ準拠
カメラ 92万画素Webカメラ内蔵
インターフェース HDMI×1/Thunderbolt 4 (Type-C) /USB3.2 (Type-A/Gen2)/マイクロホン ヘッドホン・コンボジャック×1
バッテリー駆動時間 約11.6時間
サイズ 幅309mm×奥行き210.6mm×高さ16.9mm
質量 約1.3kg
価格 169,800円(税込)

サイズ・重量・インターフェース

ボディー天面は画像の通り。

全体にアルミニウム合金を使用されており、カラーは「スターブラック」となっています。

スターブラックと言われているので、黒色に近い印象を受けるのですが、実際は深い青色「群青色」といったところ。

ASUSにおけるExpertシリーズはビジネスでの使用を想定されているため、落ち着いた色となっており、大人びた雰囲気を纏っているPCです。

底面には冷却口がガッツリと見える仕様に。

縦幅3.6cm、横幅26.3cmと比較的大きめに開けられており、しっかりと冷却することができます。

とはいえ排気音はそこまでうるさくありませんでした。

側面から見た場合の奥側にも冷却口が備えられています。

厚さとしては1.69cmとなり、ノートPCの中では薄い部類。

重さも約1kgとなっており、軽さ薄さの双方を備えた持ち運びやすいPCですね。

公式から画像を拝借してきましたが、ボディー、キーボード面の耐久度も画像の通り。

インターフェースや落下による衝撃、ヒンジ部分や防滴テストを難なくクリアしているため、より持ち運びに適していると言えます。

左側面には、Thunderbolt 4が2ポートと、USB3.2(Gen2)が1ポート、音量操作の物理キーと各表示案内が備えられています。

一般的なPCと比較して、Thunderbolt 4が2ポートも並んでいるのは非常に珍しく、最新デバイスとの接続をガッツリ行うものとして作られているようです。

加えて、両側面にUSB3.2(Gen2/Type-A)が備えられているものですから、古い接続方式にも対応している優れものです。

接続方式転換期である現在から、長い目で使用することのできるビジネスノートPCと言えるでしょう。

右側面には左から、電源ボタン(物理)、イヤホンジャック、USB3.2(Type-A)が1ポート、HDMI、ケンジントンロックとなっています。

電源ボタンに指紋認証が搭載されているため、電源ONと同時にロックを解除することができ、スムーズな導線が描かれていることがわかります。

ディスプレイ

ディスプレイのサイズは13.3型(有機EL)となっており、解像度は1,920×1,080ドット (フルHD)です。

解像度の関係から、どうしても少々ドットが大きく見えてしまっていますが、非光沢ディスプレイであるため、画面への映り込みや指紋がつきにくいことはメリットでしょう。

ベゼル部分もそこまで広くないことに加え、視野角も広いので、角度をつけても画面の視認性は高いと思われます。

ディスプレイ上部に存在するインカメラは、物理的に隠せる仕様となっています。

画質は92万画素となっており、iphone13のインカメラが1,200万画素だということを考えると、あくまでも会議などで自分を映すためのものと考えた方が良さそうです。

キーボード

キーボード面にはマグネシウムアルミニウム合金が採用されており、360度のディスプレー回転機構やタッチパネルなどを搭載しています。

キーボード配列に関しては、通常のWindows配列と比べて1点違いが見受けられました。

それは、¥キーが非常に細く、バックスペースキーのすぐ左側に位置していることです。

これにより、¥キーが非常に押しにくいかつ、バックスペースキーとの誤操作が多発すると考えられます。

慣れれば問題ないかもしれませんが、こういったキーボード配列のPCを使用したことがない人は注意が必要です。

キーボードストロークは深めです。

しっかりと押したことがわかる仕様になっているかつ、柔らかいソフトな押し心地となっています。

電源ケーブル・周辺機器

周辺機器は画像左から、電源ケーブル、ACアダプター、microHDMIイーサネットアダプターです。

ACアダプターと電源ケーブルを繋ぎあわせることで充電器となります。

接続規格はThunderbolt 4(Type-C)となっています。

バッテリーには、ASUS側の遊び心が少しだけ組み込まれていました。

上記画像の通り、バッテリーを斜めから見た場合何も見えませんが…。

上部から見た場合、右下にひっそりとW(ワット)数が記載されています。

65Wですね。(見えるかな。。)

microHDMIイーサネットアダプターは、PC左側面のUSB3.2(Gen2)に挿して使用します。

この付属品が付いているのも、ビジネス用PCであることの証明です。

ExpertBook B5 Flip OLED の特徴

ExpertBook B5 Flip OLEDの特徴を記載していきます。

有機ELディスプレイ+タッチ機能付属なのに非光沢ディスプレイ

個人的に非常に珍しいと感じたポイントが、有機EL+タッチ機能搭載のディスプレイにも関わらず、液晶が非光沢であることです。

タッチディスプレイは利用時に指でタッチする場合が多いのですが、光沢画面だとどうしても指紋が目立ってしまいます。

しかしながら ExpertBook B5 Flip OLED のように非光沢であれば、指紋が目立ちにくい性質となっており、これは大きなメリットになりうるといえるでしょう。

また、上記画像のように非光沢ゆえ、画面への反射も抑えられています。

タッチスクリーンの反応速度、指への吸いつき具合もなかなかのものです。

意図した動きがきちんと反応されるので、咄嗟にタッチ操作を行う際も、有意義に使用することができるかと思います。

windows11になることで、iphoneのような使用感で触ることができるので、触っていて煩わしさがないのもポイント。

360°回転するコンバーチブル型PC

ExpertBook B5 Flip OLEDは、360°回転するコンバーチブル型のPCとなっています。

別名で、2in1ノートPCとも呼ばれており、4つのモードに対応することができるんですね。

ディスプレイモード

テントモード

スタンドモード

タブレットモード

使用状況に応じて各モードを使い分けることができるので、より一層いつでもどこでも使用可能なノートPCとなっています。

ファンクションキーの充実具合

ファンクションキーが非常に充実しているのも、ExpertBook B5 Flip OLEDの特徴です。

F6キーから見慣れない特殊キーとなっており、各機能は以下の通りです。

F6→タッチパッドのON/OFF

F8→画面の切り替え(複製、拡張、セカンドスクリーンに映す)

F9→ロック画面に戻る

F10→カメラのON/OFF

F11→スクリーンショット

F12→myASUSへ移動

マイクボタン→ON/OFF

AIノイズキャンセリングボタン→ON/OFF

この部分で特に注目したいのが、F8の画面切り替えと、AIノイズキャンセリングボタンに関してです。

画面切り替えボタン(F8)に関して

従来のPCでは、ノートPCをディスプレイに繋いでいる際、画面を拡張するか/複製するか/ディスプレイのみに表示するか/ノートPCのみに表示するか、といった切り替えを、Windows設定画面から逐一行わなければなりませんでした。

しかしながらこのボタンを使用することにより、状況に応じて瞬時に切り替え可能となっている点は、仕事をする上で非常に便利な機能だと感じましたね。

AIノイズキャンセリングボタンに関して

そもそもAIノイズキャンセリングとは何かというと、自身のマイク周辺のノイズを除去しつつ、会話相手からのノイズを除去する機能です。

オンライン会議のために、高度な機械学習技術を採用したAIノイズキャンセリング機能を搭載しています。

この技術には、スピーカー周辺のノイズを除去するアップストリーム機能と、会話相手からのノイズを除去するダウンストリーム機能が含まれています。

これにより、ノイズに妨げられることなく、まるでその場にいるかのような高品質なコミュニケーションを実現しています。

会議中かどうかわかるディスプレイ背面のLEDライト

仕事中に役立つ機能がこちら。

ディスプレイ背面に搭載されているLEDライトの存在です。

これがどうビジネスに役立つのか見ていきます。

ディスプレイ背面の画像です。

このように一見何の変哲もない「ExpertBook」表記ですが、ZOOMやSkypeなどで会議に参加すると、、、。

ピカッとロゴ表記横にオレンジ色のLEDライトが光る仕様となっています。

これで会議中ということを、対面にいる人にライトで知らせることができます。

ExpertBook B5 Flip OLED のCPU・GPU・SSD性能

ここからは、ExpertBook B5 Flip OLEDのCPU・GPU・SSD性能を記載していきます。

CPU性能の測定にはCINEBENCH R23

GPU性能の測定には3DMARK

そしてSSD性能の測定には、Crystal Disk Markを使用しました。

ExpertBook B5 Flip OLED CPU性能

CPUの性能を測る、CINEBENCH R23の結果は4,100程度であり、ビジネスでの使用であれば十分すぎるスコアを叩き出しました。

使用されているのは最新世代より1つ前(2021年12月時点)の、Core i7 第11世代ですから、当然といえば当然です。

ビジネス用途のみで使用する場合は十分すぎる性能だと感じたため、後ほどゲームでのベンチマーク結果も記載しております。

ExpertBook B5 Flip OLED GPU性能

グラフィックスでの測定は以下の通り。

「Night Raid」でのスコアは「11774」

平均スコアが13906であることを考えると、GPU性能は予想通り若干低めといった結果になりました。

とはいえ、重めの動画編集ソフトを利用したりしない限りは、普段使いの中で困ることはないかと思います。

ちなみに今回のExpertBook B5 Flip OLEDは、ゲーミングPCではなく、ビジネス用ノートPCであるため、「Time Spy」「Fire Strike」での測定は行いませんでした。

ExpertBook B5 Flip OLED SSD性能

ExpertBook B5 Flip OLEDは、標準で512GBSSDを搭載しているため、高い数値が出ることはわかりきっていました。

結果、読み込み速度も書き込み速度も上々。

前述した通り、3DソフトやAdobeなどの動画編集ソフト、PCゲームなどを起動した上で作業などを行わなければ、申し分なくサクサク作業を進めることができるでしょう。

ExpertBook B5 Flip OLED 各ゲームでの快適性

散々、ビジネス用のPCとして紹介してきましたが、各ゲームでのベンチマークやFPS測定の結果も一応載せておきます。

もしかしたらプライベートで、ExpertBook B5 Flip OLEDを使ってゲームをする予定の方がいらっしゃるかもしれませんから。。。

ドラゴンクエストX ベンチマーク測定

ゲームの中では割と低負荷で遊ぶことができると言われている、ドラクエXにてベンチマーク測定を行いました。

ビジネス用途として開発されたPCながら、結果は「快適」。

上から順に、最低画質、標準画質、最高画質でのプレイを前提とした測定でしたが、いずれも快適に遊べる結果となりました。

フォートナイト FPS測定

ExpertBook B5 Flip OLEDでフォートナイトをプレイしてみました。

グラボの性能的に立ち上がることすらままならないかな…と思っていたのですが、無事起動。

低画質ながらしっかりと遊ぶことができました(笑)

プレイ中のFPSは、50あたりを行ったり来たりしていたので、低画質であれば十分遊べるといった結果に。

改めて、ビジネス用ノートPCながら恐るべしです。

まとめ

ExpertBook B5 Flip OLED B5302FEAは、さまざまな観点からビジネスに特化したモデルだと確信しました。

表面上の機能も充実しているのですが、内部のスペックも負けず劣らず。

軽いPCゲームならストレスなくプレイできるほどの、CPU、GPU、SSD性能を備えており、普段使いならば長い目で使用できるだろうなと思います。

今後もExpertシリーズには注目していきたいところです。