
本日は日本人の耳に合わせてチューニングされたといわれているTE-D01bのレビューをしていこうかなと思います。
AVIOTのイヤホンは、日本の音を知り尽くしたオーディオのエキスパートたちが製造に関わっているので、音質が良いことに定評のある企業です。
今回紹介するTE-D01bの大きな特徴はそのバッテリー性能。
最大81時間使用可能という規格外な性能を誇るTE-D01bは、果たして使いやすいのでしょうか。
Contents
AVIOT TE-D01b 完全ワイヤレス 総合評価

星4.5
・高音域から低音域までカバーする値段以上の高音質
・最大81時間の超大容量バッテリー搭載(充電ケースとの併用時)
・IPX7相当の防水性能
・音切れはほとんどないといっても過言ではない
・最低音量でも音量が大きいと感じる
・充電ケースを片手で開けられない(大きい)
高音質コーデックaptX対応
Bluetoothのコーデックは、一般的なSBCの他、AACとaptXにも対応。
SBCやAACのようにマスキングによる圧縮を行わない為、より情報量が多く、ワイドレンジな音を楽しめます。
最大9時間のスタミナ再生
AVIOTの省電力設計のノウハウとを結実させ、片側約4.5gの軽量ボディながら、最大9時間の音楽再生を実現しました。
汗、雨にとても強い
外装パーツのシーリングの強化し、IPX7相当の防滴性能の実現しました。
ジムでのハードなワークアウトや、ランニングでの大量の汗も大丈夫。
急な雨に降られても平気です。
音切れに強い
AVIOTは日本の六大都市(東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸)の全てでフィールドテストを実施。
信号受信性能が高いQCC3026チップの能力を最大限に引き出す為、アンテナの配置や配線の最適化行うなど、音切れを最小限に抑える設計にしました。
高性能をもっと快適、簡単に
一度ペアリングすれば、ケースから取り出すだけで自動接続されるので、快適に音楽へアクセスできます。
片側のイヤホンのボタンを長押しすれば、もう片側も自動で電源OFF。
省電力への配慮が隅々まで施されています。

外箱はブラック一色でデザインされ、高級感のある雰囲気を漂わせています。


開けると目に飛び込んでくるのは、スマホのモバイルバッテリーを彷彿とさせるような大きさの充電ケースです。
イヤホン本体が小さいのもあってか、非常に大きく感じます。
AVIOT TE-D01bの内容物

ということで内容物の紹介です。
上記画像の通り、MicroUSBケーブル、標準イヤピース(各サイズ1色1ペア S/M/L)、SpinFit(各サイズ1ペア SS/S/M)、充電ケース、TE-D01b本体となっております。
AVIOT TE-D01bの外見や内容物の詳細等


小型モバイルバッテリーのような見た目の充電ケース。
今回購入したカラーがブラックだったので色は鮮やかなブラックとなっていますが、他にもガンメタルやネイビーが展開されています。
重さは見た目とは裏腹にとても軽く、持ち運ぶのに気にするほどではありませんでした。


充電ケースとは逆にイヤホン本体は想像以上に小さいです。
もう少し小さくしたら本体ごと耳の穴に入るんじゃないかと思うくらいですね。
クリアブラックなので光沢がおしゃれな雰囲気を醸し出しており、デザイン性は悪くないです。
ちなみにAVIOTの文字が書かれた部分はボタン式となっており、ここで音楽の再生や停止を行います。


充電ケースはスライド式で開けるようになっています。
強く引っ張らないと開かないといったこともなく、女性でも開けやすいかと思われます。
一方で閉める際には絶妙な力加減が必要で、力を入れすぎると「カシャッ」という音が大きく響くし、優しく閉めすぎると全然閉まらないといった現象が起きます。
これには慣れが必要かもしれません。

ちなみに本体を充電ケースに入れた時および蓋を閉めた時には、ケース上部のLEDが光ります。
ケースの残り充電残量はこの時に確認するか、USBケーブルに繋いだ際の充電時に確認することができるんですね。

USBケーブルの刺し口はここに。

こんな感じで充電します。

ということで付属品を見ていきましょう。
上記画像はイヤーピース。
通常のカナル型イヤーピースと、SpinFitと呼ばれる透明なイヤーピースが付いてきます。
2つとも素材はシリコンで製造されているようですね。
装着感に関しては、後ほど詳細を書いていきます。

こちらは毎度おなじみのmicroUSBケーブルです。
予想以上に長さがあるのは嬉しいポイント。
AVIOT TE-D01bの音質

音質は結論から言うと、非常に良いです。
高音域から低音域までしっかりとカバーされており、この価格帯の完全独立型ワイヤレスイヤホンと考えると、音質に対してのコスパは非常に良いと感じました。
イヤーピースが一般のものより一回り小さく薄いので、低音が軽く感じてしまうのは残念ですので、気になる方はイヤーピースを交換してみても良いと思います。
ただそれでも高音の伸びは非常に良いので、全体的にみて非常に満足ですね。
一方で前回レビューしたZEROAUDIOのTWZ-1000と同様、最低音量が大きすぎると感じました。
TWZ-1000ほどではありませんでしたが、室内など静かな場所でイヤホンを使用した場合は少し耳が痛いと感じます。
今後アプリによるアップデート等があることを期待したいです。

AVIOT TE-D01bの装着感

装着感に関しては、可もなく不可もなくといった印象です。
いつもならMサイズのイヤーピースで丁度良いなと感じるのですが、TE-D01bのイヤーピースは少し小さいように感じました。
Lサイズに変えるとしっくりきたので、しっくりこないときは普段よりワンサイズ上のイヤーピースを試してみても良いかもしれません。
ただ、耳の奥深くまで差し込まないと落ちてしまうような感覚もあるので、全体的な装着感に関しては良いとは言えません。
ということでSpinFitイヤーピースの方にも期待したのですが、こちらも
AVIOT TE-D01bのマイク性能

マイク性能に関しては多少ノイズが聞こえるといった感想です。
声の距離感は、遠すぎず近すぎずで丁度良かったらしいのですが、やはりどうしてもノイズが発生しているようですね。
スピーカーで話す方が断然音は良いと言われました。
マイク性能は標準かそれ以下のレベルとなりました。
AVIOT TE-D01bのペアリング

最初のペアリングに関しては、デバイス側のBluetoothをONにした後、左右のイヤホンのボタンを長押しすることによって接続できます。
その後は充電ケースから取り出すだけで、勝手にペアリングしてくれるので便利ですね。
また、上記画像のように左右別々でのペアリングを可能としたおかげで、音切れに非常に強くなっています。
AVIOT TE-D01bの音ズレ等
音ズレに関しては、動画をみている分には気にならないが、音ゲーをするとズレが気になるといった感想です。
AVIOT TE-D01bの評価や口コミ
口コミに関しては、
特に音質に関しては、今まで使っていた優先タイプのイヤホンに負けず劣らず良く「ワイヤレスイヤホンもここまで良くなったか…。」と感じるほどです。クリアで耳にまっすぐ届く音でありながら低音の量感もしっかり確保されています。
筐体の大きさも大きいように感じますが女性でも収まり良く外れにくく、長時間の連続再生をプッシュしているだけあって一日中付けても疲れづらいように感じました!
接続も安定していて、これからもいろんなシーンでじっくりと使っていきたいと思います。
等の口コミが目に入りましたね。
AVIOT TE-D01bとの相性が良い人

最終的にAVIOT TE-D01bとの相性が良い人の特徴をまとめると、
・音質に対してコスパの良いイヤホンを求めている方
・通勤や通学時等、ガヤガヤした場所でイヤホンを使用する機会が多い方(最低音量が大きいため)
・音切れがあるとイライラしちゃう人
・スポーツ時にがっつりイヤホンを使用したいって人
・充電に関して悩みたくない人(最大81時間使用可能)
・イヤホンを使用する際はいつも大きめの音量で使用しているよって方
・AVIOTというブランドが好きな方
だと思います。
超大容量のバッテリーや音質の良さに埋もれてしまっていますが、個人的にはIPX7相当の防水性に感動しました。
大抵のイヤホンはIPX5止まりのことが多いので、雨の日のランニング時などは使用することを躊躇してしまうんですね。
その一方でTE-D01bならば安心して使用できそうです。
なんならお風呂で使用しても全然問題ないです。
お風呂での使用と言えばSONYのWF-SP900を思い出しますね。

1.5万円ほどのイヤホンの中で1位、2位を争うほどオススメできるイヤホンとなりそうです。